日立ソリューションズは4月26日、米Tableau SoftwareとBIツール「Tableau(タブロー)」の販売代理店契約を締結し、5月7日から提供開始することを発表した。

「Tableau」は、データ分析の専門知識がなくても、ドラッグ&ドロップの簡単操作で、定型データに加えてIoTやSNSなどの非定型データなども分析し、結果を可視化するBIツール。

日立ソリューションズでは「Tableau」を全社で導入しており、さまざまなデータから社員の働き方や業績、受注状況などを可視化してきたという。こうして培ったノウハウや知見を基に、小規模でのトライアルに加え、全社規模での活用に必要なシステム設計・構築などにも対応するとしている。

また、クラウドベースのCRMアプリケーション「Salesforce」と「Tableau」が連携し、利用者の嗜好に着目したインサイト分析などに活用できるダッシュボードを提供する予定だということだ。

「Tableau」を導入する環境として、オンプレミスに加えてクラウド環境での対応も可能。社内での定着化に向けた教育や、SEによる保守サポートを顧客の要望に応じて提供するとしている。

提供価格は、「Tableau Creator」が年間10万2,000円、「Tableau Explorer」が年間5万1,000円(オンプレミス)、年間6万円(SaaS)、「Tableau Viewer」(100ユーザーから)は年間1万8,000円(オンプレミス)、年間2万2,000円(SaaS)となっている(価格はいずれも税別)。