ジェイアール東日本商事と鉄道会館は2月25日、富士通と鉄道会館が運営する「のもの グランスタ丸の内店(JR東京駅構内)」において、ロボットによる実演商品プロモーションの有効性を検証する実証実験を3月1日~4月23日まで実施すると発表した。

店頭では、富士通のコミュニケーションロボット「ロボピン」とデジタルサイネージを組み合わせて商品紹介を行い、集客数や売上動向などから実演商品プロモーションの効果を検証する。

  • 「ロボピン」とデジタルサイネージの設置イメージ

    「ロボピン」とデジタルサイネージの設置イメージ

具体的には、2体のロボピンが掛け合いや店頭の販売商品に関するクイズを通じて、おすすめの商品を紹介し、ロボピンの動きにあわせて、デジタルサイネージに商品や産地の映像を流し、視覚的に商品の魅力を伝える。

  • 利用イメージ

    利用イメージ

また、デジタルサイネージの上部に取り付けられたカメラで収集される時系列ごとの集客数と、該当商品の販売数や売上との相関関係を分析し、ロボットとデジタルサイネージによる実演商品プロモーションの有効性を検証し、基本稼働時間は7時~21時(初日のみ16時~)となる。