SAPジャパンは12月11日、顧客およびパートナーとともに、デジタル変革やイノベーションを推進するための場として、「SAP Leonardo Center Tokyo」の開設を決定したと発表した。

同センターは、2019年第2四半期(4~6月)に東京都千代田区の大手町ビル9階に開設が予定されている。

SAP Leonardo Center Tokyoには、デジタル変革推進のために必要なものが集めめられている。具体的には、SAP Leonardoが持つIoT、マシンラーニング、ブロックチェーン、ビッグデータ、アナリティクス、データインテリジェンス、SAP Cloud Platformといったポートフォリオのほか、最先端のデジタル機器やソリューションを活用したイノベーションコンセプトの展示とデジタル変革した姿をバーチャル体験できるスペース「Immersive Experience」が用意される。

あわせて、ビジネスアイデアの創出に向けたデザインシンキングのためのスペースも用意され、ここには、SAP Educationでコースを修了し資格検定を取得したデザインシンキング認定アソシエイトも常駐する。

SAP Leonardo Centerは、現在、ニューヨーク(米国)、パリ(フランス)、バンガロール(インド)、サン・レオポルド(ブラジル)、シンガポールに展開されている。グローバルで共通のフレームワークを採用しており、どの拠点においても同様の体験が可能だが、デザインシンキングのためのスペースとバーチャル体験スペースを物理的に同じ施設内に備えるのは、東京が初となる。