サイバーエージェントは7月17日、アドテクノロジー分野におけるサービスの開発を行うアドテクスタジオにおいて、ブランディング広告で重要指標となるサイト滞在時間を最大化するためのDSP「Skyrocket(スカイロケット)」の提供を開始すると発表した。

サイト内行動データの分析を元に、ユーザーごとに入札単価が最適化されるアルゴリズムを用いて、費用対効率のよいサービスを提供するという。

ブランディング広告向けDSP「Skyrocket」は、サイト滞在時間の長いユーザーを「企業の商品やサービスに興味があり、コンテンツをしっかり見る質の高いユーザー」と定義し、すべての流入経路ごとのサイト滞在時間を計測し、ユーザーのサイト滞在時間の長さに応じた、入札単価の最適化する。

  • 「Skyrocket」の特徴

また、「Skyrocket」ではサイト滞在時間1秒の獲得効率にも着目しており、「CPC/サイト滞在時間」を「サイト滞在時間1秒を獲得するために必要なCPC」として獲得効率の指標とし、この値が低いほど費用対効果が高いと考え、最適な入札調整を行っていくという。