博報堂DYメディアパートナーズは4月23日、エイベックス・マネジメント(以下、AMG)と共同で、VR映像によるブランデッドムービーソリューション「VR Story Seek」の提供を開始すると発表した。

これにより、博報堂DYメディアパートナーズがクライアント課題解決を、AMGがキャスティングと楽曲タイアップを、エイベックス・グループのエイベックス・エンタテインメントが映像制作を担い、それぞれの強みを活かすことで、映画のようなストーリー性の高いVRブランデッドムービーを制作し、VR ならではの映像表現により、深いブランド体験を実現していきたい考えだ。

なお、VR Story Seekによる初の映像作品の発表は、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2018」に設立されたVR部門「VR SHORTS」の六本木ヒルズ ヒルズカフェ・スペース会場にて行われる予定。

今回発表される映像作品は、VRの配信システムを担うゲートウエイ、立体音響システムを持つゼンハイザージャパン、メディアパートナーの日経BP総研の3社の協力を得て製作される。

博報堂DYメディアパートナーズとAMGは、共同でVR映像によるブランデッドムービー事業を担うことで、ノウハウを蓄積し、VRにおけるエンタテインメント領域の新手法を開発していくほか、今後の企業のマーケティング活動をより多面的に支援していきたいとしている。