アクサ生命保険とKDDIは12月25日、医療分野における課題解決を目的に、ITと医療を組み合わせたヘルステックの共同研究ならびにヘルスケアサービスの協業を開始すると発表した。

ヘルステックの共同研究においては、医療分野における課題解決やIT化を推進するためのサービスプラットフォームの構想・企画・開発、ヘルスケアサービスの協業で得られた知見やデータに基づく新規事業、商品・サービスの開発を行う。

また、アクサ生命は一部地域で、がんや生活習慣病の早期発見・早期治療を目的としたプログラム「アクサ メディカルコーディネーションサービス」を導入しており、健康診断受診や疾病の早期治療をサポートすると同時に、自治体や健保組合が負担している医療費の削減も目指している。

同プログラムにKDDIが提供する自宅でできる血液検査サービス「スマホdeドック」を組み込むことによって、自宅で簡易に血液検査を行うことができるようになるという。

今後、両社は健康診断の受診率向上や生活習慣の改善など医療分野における課題解決を目的として、自治体や医療機関と連携しながら、ヘルスケアサービスの協業を進めていくとしている。