ヤマハとJR東日本は、成田空港駅・空港第2ビル駅構内にて、ヤマハが開発したアプリケーション「おもてなしガイド」を活用した多言語サービスの実証試験を12月18日から実施すると発表した。

この試験は日本語のアナウンス放送を手持ちのスマートフォン等に多言語に翻訳された文字として表示し、訪日外国人や音を聞きづらいユーザーへの情報提供の充実を目指すもの。実験では、「おもてなしガイド」の翻訳機能を駅の放送装置と組み合わせ、駅構内でながれる列車発着案内等のアナウンス放送の一部を文字情報として表示する。

  • アプリの表示画面イメージ

対象言語は日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、タイ語、フランス語、スペイン語で、実験を通して、音声認識の正確性やシステムの安定性等、技術的な課題を確認する。