UQコミュニケーションズは、同社が提供する下り最大40Mbps/上り最大15.4Mbpsの通信サービス「UQ WiMAX」の提供開始3周年を記念して、モバイルWi-Fiルータ「AtermWM3600RH ブルーガチャムク特別限定モデル」を7月6日から販売開始している。

本製品は、同社が提供するWiMAX Speed Wi-Fiシリーズ「AtermWM3600R」(NECアクセステクニカ製)をUQ WiMAXのイメージキャラクター「ブルーガチャムク」をモチーフにした特別デザインで提供するというもの。今回、本製品の実機に触れる機会を得たので、使用感をお伝えしよう。

■主な仕様   [製品名]  AtermWM3600RH   [データ通信速度]  WiMAX対応エリア:下り最大40Mbps/上り最大15.4Mbps   [連続通信時間]  最大約10時間   [待機時間]  最大約170時間(クイック起動対応時)   [連続待受時間]  最大約170時間(クイック起動対応時)   [無線LAN規格]  IEEE802.11b/g/n   [インタフェース]  USBコネクタ(micro B-type)×1(LAN通信)   [寸法]  約95(W)×70(D)×12.8(H)mm(突起部除く)   [重量]  約110g   [最大接続可能数]  12台   [セキュリティ]  マルチSSID、MACアドレスフィルタリング、WEP(128/64bit)、WPA-PSK(TKIP、AES)、WPA2-PSK(TKIP、AES)  

ライトーブルーのボディにブルーガチャムクを配置

AtermWM3600RHは2012年2月から発売が開始された、最長10時間のバッテリー駆動や公衆無線LANサービスとの切り替え機能などが特長のモバイルWiMAXルータ。今回の特別限定モデルはライトーブルーのボディにUQ WiMAXのイメージキャラクター「ブルーガチャムク」のイラストがデザインされている。

製品の内容物(写真左)。本体サイズは95×70×12.8mm、重さは110g

フロントパネルには4つのLEDランプを搭載。これはPOWER/バッテリー/WLAN/WiMAXランプで、点灯の具合でバッテリーの残量や通信の状態がひと目で確認できるようになっている。無線LAN規格はIEEE802.11b/g/nをサポート。スマートフォン/タブレット端末/ノートPC/携帯ゲーム端末などのWi-Fi対応端末を、同時に最大12台まで接続することができる。

LEDランプにより、バッテリーの残量や電波の具合などルータの状態が確認できる(写真左)。側面にはmicro USB端子とRESETスイッチ、クレードルポートを備える

逆の側面にはストラップホールを備える(写真左)。コンパクトなボディなので、持ち運びに困らない

クイック起動など機能も充実

連続通信は最大約10時間、連続待受は最大約25時間を実現。電源を入れると15秒ほどで通信が利用可能な状態になる「クイック起動」も搭載されている。また、スイッチ操作を3分間行わないとLEDが自動的に消灯する、一定時間通信を行わないと自動的に省電力モードに移行する、約70%まで充電されると充電が自動で停止する(デフォルトではOFF)機能など、バッテリーをもたせるための配慮も行き届いている。