これでFreeDOSが起動しました。最初にHDDの初期化が必要となりますので、起動メニューから<Create drive C:>を選択しましょう。自動的にFDISKが起動しますので、画面の説明に沿ってHDDの初期化を行ってください(図18~25)。

図18 ISO形式ファイルから仮想マシンが起動しました。まずは矢印キーで<Create drive C:>を選択してから[Enter]キーを押します

図19 最初にFAT32を使用するか確認をうながされます。もちろん使用しないとFAT16の制限に引っかかりますので、「Y」になっているのを確認してから[Enter]キーを押してください

図20 これでFDISKのメニューが現れます。初期状態で「1」が選択されていますので、そのまま[Enter]キーを押してください

図21 次に作成するパーティションの種類選択をうながされます。[1]→[Enter]とキーを順番に押してください

図22 ディスク全体を1パーティションで使用するか確認をうながされます。そのまま[Enter]キーを押してください

図23 これでパーティションの確保が完了しました。[ESC]キーを押してください

図24 FDISKのメインメニューに戻ります。ここでも[ESC]キーを押してFDISKを終了させてください

図25 コンピューターの再起動を求められます。任意のキーを押してください

ここで問題となるのがVMware Playerの仮想BIOS設定。初期状態では起動デバイスの順番が、仮想光学ドライブよりも仮想HDDの方が高いため、初期化だけを行った仮想HDDが原因のエラーが発生します。その際は、VMware Playerの<仮想マシン>メニューから<Ctrl+Alt+Delの送信>を選択して仮想マシンを再起動し、仮想マシンをクリックしてキーボードの入力先を仮想マシンに切り替えてください。この状態で[ESC]キーを押せば、起動デバイスの一覧が現れますので、「CD-ROM Drive」を選択すれば、FreeDOSの起動メニューが現れます(図26~28)。

図26 <仮想マシン>メニューの<Ctrl+Alt+Delの送信>をクリックします

図27 すぐに仮想マシンをクリックしてキーボードの入力先を切り替えてから、仮想BIOSの画面で[ESC]キーを押します(※非常に素早く行う必要がある)

図28 起動デバイスメニューが現れたら、矢印キーで「CD-ROM Drive」を選択して[Enter]キーを押します。