FreeDOSの活用方法
これで終えては面白くありませんので、FreeDOS on the VMwareで行うチューニングやアプリケーションをいくつか紹介しましょう。まずはネットワーク設定。もともとFreeDOSはインターネットへアクセスするパケットドライバーやIPアドレスの割り当てを行うDHCPクライアントが用意されていますが、前述の手順ではどれも無効の状態になっています。
こちらは「Autoexecx.bat」ファイル内でコメントアウトされているだけですので、パケットドライバーである「LH PCNTPK INT=0x60」と、DHCPクライアントとなる「DHCP」のコメントを削除してください。後はFreeDOSを再起動する「reboot」コマンドを実行すれば、起動時からパケットドライバーの読み込みおよびDHCPサーバーへのアクセスが行われるようになります(図50~54)。