Oracle Databaseのエンジニアにはおなじみの「Oracle Enterprise Manager 10g」。Webベースでデータベースの稼働状況のチェックからデータベースの起動・停止、クエリのチューニングまで行える便利なツールだ。

米国で13日(現地時間)にアップデートされ「Oracle Enterprise Manager 10g Release 3」となった最新版では、データベースにとどまらずITシステム全体を統合管理するツールとしての機能が強化された。日本オラクル 常務執行役員 システム製品統括本部長の三澤智光氏は「今後のシステム管理、ひいてはオラクル自身のシステム戦略を占うもの。データベースの新バージョンと同程度の意義がある」とEnterprise Managerの重要性を語る。

Enterprise Manager 10g R3の国内での出荷は10日、価格は1CPUあたり375,000円からとなる。