Windowsでファイルを削除したり名前を変更したりしようとしても、別のアプリが使用しているため操作できないことがある。原因となるアプリがわからない場合、Windowsの標準ツール「リソースモニター」を使えば、ファイルをロックしているプロセスを特定できる。
Neowinは2026年10月3日(米国時間)、「How to find which app or process is locking a file in Windows - Neowin」において、Windows環境のファイルをロックしているアプリを特定する方法を紹介した。
WordやExcelなどでファイルを開いている場合は、アプリを閉じるだけで解決できる。しかし、バックグラウンドで動作するプロセスがファイルを使用している場合は、原因を特定するのが難しい。画面上に起動中のアプリが見当たらなくても、ファイルがロックされたままになることがある。
このような場合はプロセスの調査が必要となる。今回Neowinはこのようなケースに対処する方法として、Windowsの標準ツール「リソースモニター」を使用した対処の手順を解説した。
ファイルをロックしているアプリを調べる手順
Neowinが提案するリソースモニターを使用した、ファイルを開いているプロセスの特定手順は次のとおり。
- 「Win+R」を入力して、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを起動する
- コマンド「resmon」を入力して「OK」をクリックする
- 「CPU」タブをクリックする
- 「関連付けられたハンドル」の右側にある右端の矢印をクリックして展開する
- 「ハンドルの検索」にファイル名の一部または全部を入力する
- 検索結果が表示されるまで待つ
- 検索結果の表示後、「イメージ」欄に表示されたプロセス名を確認する
問題のプロセスを特定できた場合は、リソースモニターからプロセスを右クリック→「プロセスの終了」で終了させることができる。ただし、プロセスを強制終了すると、未保存のデータが失われる可能性があるため注意が必要だ。
また、対象がエクスプローラー(explorer.exe)の場合は、不用意に終了しないほうがよい。原因が一覧に表示された別のプロセスにある可能性もあるため、ほかのプロセスを確認することが推奨される。
より簡単に調べる方法も、PowerToysを利用
リソースモニターでファイルをロックしているプロセスを特定できるが、検索に時間がかかったり、複数のプロセスが表示されたりする場合がある。 より簡単に確認したい場合は、Microsoftの無償ツール「PowerToys」に含まれる「File Locksmith」も利用できる。
そこで、Neowinはより簡単なツールとしてPowerToysの「File Locksmith」の使用を紹介している。PowerToysはMicrosoftの公式ユーティリティツールであり、Microsoft Storeから無償でインストールできる。File Locksmithの使用手順は「Windowsのアプリを閉じても削除できないファイル、原因と対処法 | TECH+(テックプラス)」が参考になる。