Windows Latestは9月12日(現地時間)、「Windows 11's useless Copilot key finally does something, you can map it to right-click」において、新しいWindows PCに搭載されたCopilotキーのカスタマイズ機能がまもなく正式リリースされる可能性を伝えた。
Microsoftは9月10日、Windows Insider Programのリリースプレビューチャネル向けにWindows 11ビルド26100.9539(24H2)、26200.9539(25H2)、26300.9539(26H2)の配布を開始。このアップデートに、Copilotキーを「右Ctrl」または「コンテキストメニュー」キーに再割り当てできる新機能が導入された。
公式発表:Release Preview Build 26100.9539/26200.9539/26300.9539 - Windows Insider Program | Microsoft Learn
Copilotキーを「右Ctrl」「コンテキストメニュー」に変更可能に
Copilotキーはその名のとおり、AIアシスタント「Copilot」を起動する専用キーだ。発表当初はWindowsキーボードにおける歴史的な変更として注目を集めた。
しかし一部の機種でキーの新規追加ではなく、「右Ctrl」または「コンテキストメニュー」キーを置き換える形で導入されたため、置き換え前のキーを使用していたユーザーは、従来の操作方法を変更せざるを得なくなった。
こうした変更に対してMicrosoftには多くの不満が寄せられ、同社は6月に改善を約束した。そして今回、正式リリースの直前に位置づけられるリリースプレビューで、改善機能の導入が明らかになった。
Copilotキーのカスタマイズは設定アプリの「Bluetoothとデバイス」→「キーボード」→「ショートカットとホットキー」セクションの「キーボードのCopilotキーをカスタマイズする」から調整できる。現行のWindows 11リリースビルドにも設定項目は存在するが、「右Ctrl」および「コンテキストメニュー」の選択肢は改善の導入後に追加される。
既存のショートカットキーに影響する可能性
Windows Latestによると、Copilotキーを「右Ctrl」キーに戻すと、「右Ctrl+Win」および「右Ctrl+Shift」キーの組み合わせが正常に機能しなくなる可能性があるという。影響を受けるデバイスでCtrlキーとWinまたはShiftキーを組み合わせたい場合は、「左Ctrl」キーが使用できるとのこと。
これはCopilotキーが内部的に「Shift+Win+F23」の組み合わせで表現されることが理由とみられる。このショートカット入力を「右Ctrl」キーに置き換えると、ShiftおよびWinキーの入力状態を識別する方法が存在しなくなってしまう。
ただし、この制限はすべてのデバイスに共通しておらず、キーボードレイアウト、ファームウェア、ハードウェア設計によって異なる可能性がある。実際の影響は、所有しているデバイスで確認する必要がある。
9月末ごろに正式リリースか
Windows Latestは、新しいCopilotキーのカスタマイズ機能が9月末ごろに配布予定のプレビュー更新プログラムで正式リリースされる可能性があるとみている。幅広いユーザーへの展開は、10月のセキュリティ更新プログラム以降になると予想している。
