Microsoftは9月1日(現地時間)、「Windows 11, version 25H2 known issues and notifications | Microsoft Learn」において、Windows 11のプレビュー更新プログラム「KB5120998」によるマウスカーソル問題の続報を公開した。
Microsoftの前回発表ではマウスカーソルの設定が変更または標準設定に戻される可能性を公表し、影響を受けたユーザーに幅広い情報提供を呼びかけていた。そして今回、原因が判明したと述べ、不具合の概要を公開した。
原因は英語以外のWindows環境で使われるコードコンポーネント
Microsoftの新しい発表によると、この問題は、英語以外の言語でWindowsをインストールした環境で使用されるコードコンポーネントに起因するという。影響対象となるWindowsのバージョンはWindows 11 version 24H2および25H2で、該当する環境ではマウスカーソルの設定が読み込まれず、代わりにデフォルト値が使用されるとのことだ。
ユーザーが改善のために手動による再設定を試みても、設定を読み込めないため不具合を回避することはできない。Microsoftは現在対策を進めており、今後の更新プログラムで修正する予定と明らかにした。
一方でWindows Latestは「Windows 11: Microsoft explains who'll get a broken cursor after installing new updates, no word on wallpaper bug yet」において、Microsoftの公式発表よりも広い範囲に影響する可能性があると報告。不具合は英語以外の言語インストールに限らず、セカンダリー言語のインストール、キーボードレイアウトの追加を行った環境にも影響する可能性があるとしている。
不具合の影響も段階的に広がる可能性
KB5120998に含まれる新機能の多くは、「段階的な展開」方式で対象ユーザーを拡大している。これは新機能を扱えるユーザーを徐々に拡大することで、不具合の発生件数を抑制し、適切なフィードバックを収集することが目的の仕組みだ。
Windows Latestは、今回のマウスカーソル問題について、KB5120998で段階的に展開されている変更に関連している可能性を指摘している。「数日以内に現れるかもしれません」と述べ、不意に正常動作しなくなる可能性に注意を呼びかけた。