フリー(freee)は2月14日、同社が提供するオールインワンSaaS一元管理ツール「Bundle by freee」において、従業員がワンタップで回答できる「棚卸しアンケート機能」の提供を開始した。同機能により、情報システム担当者は従業員や業務委託者に対してPC端末やSaaSアカウントの必要性を簡単に確認でき、従業員は届いたメールからワンタップで回答することが可能となる。

  • 従業員がワンタップで回答できる「棚卸しアンケート機能」

    従業員がワンタップで回答できる「棚卸しアンケート機能」

昨今、企業内でIT機器やSaaS製品の利用が拡大する一方で、不要なIT資産が放置される課題が指摘されている。情報システム担当者は利用実態を把握するために、従業員や業務委託者へ個別にヒアリングを行っているが、回答の回収が煩雑で負担が大きいという問題がある。

今回、「Bundle by freee」において提供を開始する「棚卸しアンケート機能」は、従業員にSaaSの利用意向アンケートを送信し、ワンクリックで回答できる仕組みを提供する。これにより、情報システム担当者は未使用の端末やSaaSアカウントを正確に把握でき、コスト削減やセキュリティ強化につなげることが可能となる。

なお、「Bundle by freee」は、情報システム部・人事部・総務部向けの業務自動化ツールである。入退社や異動時のSaaSアカウント管理や外部共有ファイルの棚卸しを自動化し、人事データの統合にも対応する。さらに、端末や備品の台帳管理も可能だ。