マウスコンピューターは1月31日、ゲーミングPCブランドであるG TUNEのリブランドを行うとして、コンセプトの見直し、ロゴの刷新、最新世代グラフィックス NVIDIA GeForce RTXTM 5080搭載の新製品を発表した。

リブランドの背景と目的

G TUNEはゲーミングPCのブランドとして立ち上げから昨年で20周年を迎えた。この間に、ゲームを取り巻く環境は、eスポーツにとどまらず、ゲーム開発者、eスポーツチーム、プレイヤー、実況や解説、配信者など、さまざな分野でプロフェッショナルが誕生した。

このように新たに生まれるプロフェッショナルのニーズに応えるため、これからもゲーミングシーンを盛り上げるため、G TUNEはロゴを刷新し、新しいプロ達に期待される存在になるためリブランドを行うことにしたという。

刷新されたロゴとタグライン

新しいロゴは従来のロゴに宿るシャープで切れ味のあるフォルムを洗練されたエレメントとして引き継ぐとともに、高性能モデルにふさわしい「力強さ」と「品格」が融合されている。

右上に向かって斜めにカットされたエレメントは、さらなる成長と上昇を象徴している。G TUNEらしさを核に、誰もがプロフェッショナルになれる時代に合わせて進化し続けるブランドの姿を表現した。

タグラインのメッセージも「すべてはゲーマーのために」から、「ゲーミングシーンを共に、前に。」へと刷新された。

  • G TUNEの新しいロゴとタグライン

NVIDIA GeForce RTXTM 5080搭載新製品の概要

NVIDIA GeForce RTXTM 5080は、AI性能を強化した NVIDIA Blackwell アーキテクチャを採用しており、DLSS4をはじめとするニューラルレンダリングによって、高いパフォーマンスを体感できるグラフィックスカード。

プログラマブルシェーダーでAIを活用できるRTX Neural Shadersを搭載しており、AIを活用したグラフィックやライティング表現の品質を向上させつつ、VRAM 使用量の削減が期待できるという。

NVIDIA GeForce RTXTM 5080搭載の新製品として、「G TUNE FZ-I7G80」(CPUはインテル CoreTM Ultra 7 プロセッサー 265K搭載)、「G TUNE FZ-I9G80」(CPUはインテル CoreTM Ultra 9 プロセッサー 285K搭載)、「G TUNE FG-A7G80」(CPUはAMD RyzenTM 7 9800X3D プロセッサ搭載)が提供される。

デスクトップフラグシップシリーズのタワーケースも刷新

リブランドと合わせて、デスクトップフラグシップシリーズのタワーケースも刷新される。新筐体には、アルミ素材を使用した直線的なスリットデザインと、G TUNE のブランドカラーであるレッドのLEDライティングをフロントのブランドロゴ、ヘッドホンホルダー、ケース内部のインテリアとして配置している。電源を入れると内部パーツを徐々に明るく照らし出すライティングが起動する。

  • G TUNEの新しいロゴとタグライン

また、内蔵する空冷ファンと水冷ラジエーターの組み合わせにより、優れた冷却性能を実現するほか、ハイパフォーマンスパーツの安定動作を支える内部機構を採用している。

そのほか、ヘッドホン、ヘッドセットを本体に掛けることができる引出しタイプのヘッドホンホルダーを装備する。