ソフトバンクの子会社でインターネットエクスチェンジ(IX)事業を手がけるBBIXは4月3日、オランダのSmartdcが運営するデータセンター「Smartdc Rotterdam」内に「BBIXロッテルダム」を開設し、子会社を通じて同日から「IXサービス」の提供を開始すると明らかにした。

欧州で4拠点目のデータセンター「Smartdc Rotterdam」

BBIXは、欧州に「BBIXアムステルダム」「BBIXロンドン」「BBIXマルセイユ」の3つの接続拠点を展開。その中でもオランダは欧州の中心に位置し、コミュニケーションのハブとして重要な役割を果たしているという。

今回、オランダの第2の都市と呼ばれているロッテルダムに欧州では4拠点目となる「BBIXロッテルダム」を開設することで、ユーザーはBBIXが欧州の拠点に接続しているほかのIXサービスの利用者や、他拠点に接続しているIXサービスの利用者との間でトラフィック交換が可能になる。

サービス内容は、大手コンテンツ事業者やインターネット接続事業者、教育機関、企業などを対象に、サービスを利用する顧客間のトラフィックを交換する相互接続ポイントを提供する。対応インタフェースは10G Ethernet/100G Ethernet、付加サービスはリンク・アグリゲーションサービス、ルートサーバオプション、Private VLANオプションとなる。