パロアルトネットワークスは3月6日、セキュリティソリューションのプラットフォーム化を促進し、エンドポイントのセキュリティ保護を加速するため、エンドポイントセキュリティ向けにCortexプラットフォームの新たなプログラムを提供すると発表した。

「Cortex XDR」の概要

新プログラムは、既存のソリューションの契約が終了するまで、Cortexプラットフォームを無償で提供するもの。

「Cortex XDR」は、ネットワーク、ユーザー、エンドポイントのアクティビティを行動分析により継続的にプロファイリングすることで、高精度で回避型の脅威を特定する、エンドポイント保護プラットフォーム。

同製品はすべての攻撃の全体像を把握し、アラートの根本原因を自動的に特定することで調査のスピードアップを図る。

  • 「Cortex XDR」の画面

新プログラムの概要

企業ではセキュリティの成果を上げるため、「セキュリティソリューションのプラットフォーム化」の採用が進んでいるという。

同社はこの動きを加速させるため、既存のエンドポイントセキュリティソリューションの契約が終了するまで、Cortexプラットフォームを無償で提供する。

同プログラムの利用で、企業がセキュリティのプラットフォーム化を促進し、Cortex XDRにシームレスに移行することを狙っている。プログラムには、エージェントの移行を支援する無償のプロフェッショナルサービスの基本パッケージも含まれる。