パロアルネットワークスは12月4日、クラウドネイティブアプリケーション保護プラットフォーム「Prisma Cloud」の最新版「Darwin」をリリース、統合型Code to Cloudsインテリジェンスを導入したと発表した。
Code to Cloudインテリジェンスは、複雑なリスクを発見・防止する上で重要なアプリケーションコンテキストを提供し、コード、インフラストラクチャ、実行時環境の全体にわたって修復を容易にするという。
そのため、Code to Cloudインテリジェンスによって、セキュリティとエンジニアリングの両チームは、重要なセキュリティリスクの優先順位付けを迅速に行い、数日ではなく数分間でコードの問題に対応可能になるとしている。
例えば、AppDNAは、インベントリを構成してアプリケーション中心の直感的なビューを構築し、クラウドアプリとそのDNAをまとめて表示する。表示対象となるのは、クラウド サービス、インフラ、コンピューティング ワークロード、APIエンドポイント、アプリケーションを構成するデータとコードで、そこにクラウドとビジネスのコンテキストを追加することで、全体像が完成する。
また、Infinity Graphにより、設定ミス、脆弱性、パイプラインのリスク、エクスポージャ、IDとシークレット、機密データなどにわたってセキュリティ スタックを相関させることで、侵害につながる可能性がある攻撃経路を把握することができる。