東日本旅客鉄道(以下、JR東日本)と三井不動産は2月15日、JR東日本が駅中心に展開する「STATION WORK」と、三井不動産がオフィスビルを中心に展開する「ワークスタイリング」について、相互連携を開始することを発表した。これにより、各サービスの会員は500拠点を超えるシェアオフィスが利用可能となる。

  • STATION WORKとワークスタイリングが連携を開始する

    STATION WORKとワークスタイリングが連携を開始する

STATION WORKとワークステーション

2019年8月に開業したJR東日本のシェアオフィスサービスSTATION WORKは、「働く人の"1秒"を大切に」を事業コンセプトとして多様な働き方をサポート。駅を中心に全国に約400拠点を展開する。

一方、三井不動産のワークスタイリングは2017年4月にサービス開始。2024年2月15日時点で総拠点数は138拠点。すべてのワーカーに『幸せ』な働き方を。」をパーパスとして、場所だけでなく利用者一人一人の幸せな働き方のきっかけとなるサービスを目指して展開する。

両サービスが相互連携を開始

2024年2月15日時点で、STATION WORKは約43万人、ワークスタイリングは約27万人の会員を有する。今回の連携により、STATION WORK会員はオフィスビル内を中心に展開されるワークスタイリングを利用可能となり、その日の仕事のシーンや目的に合わせて働く環境を選択できるようになる。

ワークスタイリング会員は駅を中心に全国で展開するSTATION WORKが利用可能となり、通勤や出張時のスキマ時間を利用して効率的な仕事が可能となる。会員が利用シーンに合わせて相互の施設を選択できるようになることで、多様化するニーズに合わせた柔軟な働き方の実現を支援するとしている。