アドビは10月11日、同社によるクリエーター向けイベント「Adobe MAX」において、新しい企業向けソリューション「Adobe GenStudio」を公開したことを発表した。

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「Adobe GenStudio」は、生成AIテクノロジーAdobe Fireflyを中核にAdobe Creative Cloud、Adobe Express、Adobe Experience Cloudを統合し、急増するコンテンツ需要への対応を支援するエンドツーエンドの新しい企業向けソリューション。

Adobe Fireflyを活用し、商用利用を想定した安心なコンテンツ生成が可能。アドビは顧客と協力し、独自のアセットやブランド固有のコンテンツを使用してモデルをカスタマイズできるよう支援するという。

ワークフローと自動化を強化するために、さまざまなプラットフォームからFirefly APIへのアクセス可能にし、AIが生成したコンテンツの編集、コラボレーション、アクティベーションをシームレスに実現する。また、各チャネルにおけるコンテンツのパフォーマンスについて詳細かつ迅速な分析を提供するとしている。

なお、Adobe GenStudioは提供を開始している。詳細については詳細サイト(英語)を参照のこと。

アドビのデジタルエクスペリエンスビジネス担当シニア バイス プレジデントであるAmit Ahuj氏は、次のように述べている。


「顧客体験の専門家の3分の2近くが、今後2年間でコンテンツ需要が5倍に増加すると予想しており、この需要が減速する兆しはありません。Adobe GenStudioは、これまで数時間から数日かかっていた作業を数分に短縮し、品質やブランディングの一貫性を維持したままスピードを提供します」