生産性の向上、労働者不足、急速に変化する状況への対応--。われわれは厳しい環境の中で仕事をしているのかもしれない。Microsoftが公開したブログからは、時間に追われる労働者の実態が浮き彫りになった。

働く人が置かれている状況

このブログは、日本を含む世界31市場でフルタイムの従業員や自営業者3万1000人を対象に行った「Work Trend Index」(調査期間は2月1日~3月14日)に、「Microsoft 365」の生産性についてのデータ、LinkedInのEconomic Graphの雇用動向などを組み合わせ、働く人が置かれている状況をまとめた。

最初に指摘するのが、データがわれわれの処理能力を上回っているという「デジタルの負債」だ。電子メールなどのコミュニケーションや会議といったデジタルでの活動が、キャパを上回っているとも言えるだろう。

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