海外向け購入サポートサービス「Buyee(バイイー)」を運営するtensoは12月20日、越境EC(Electronic Commerce:電子商取引)支援サービス「Buyee Connect」について、ロックウェーブが運営するクラウド型ECサイト構築ASP(Application Service Provider)「aiship(アイシップ)シリーズ」との連携を開始したことを発表した。

  • aishipシリーズとBuyee Connectが連携を開始する

    aishipシリーズとBuyee Connectが連携を開始する

今回の連携により、aishipシリーズでECサイトを構築した事業者は、サイト管理画面上にある専用の申し込みボタンからBuyee Connectを利用できるようになる。Buyee Connectは海外からのアクセス者に向けた専用カートを開設し、多言語対応、海外配送、決済などの機能を提供する。そのため、EC事業者は国内のオペレーションを変更することなく越境ECへの対応が可能になるとのことだ。

両社は今回の連携によって、EC事業者のサイト構築からサイトの越境対応、海外向けプロモーションまで支援するとしており、日本企業におけるECのグローバル化を促す。なお、Buyee Connectは初期費用および月額費用が無償での提供。

  • Buyee Connectによる越境EC対応の概要図

    Buyee Connectによる越境EC対応の概要図