NTTデータ先端技術は10月12日、Workatoと統合主導型エンタープライズ自動化プラットフォーム「Workato(ワーカート)」の販売代理店契約を締結し、10月より提供を開始することを発表した。

今回、NTTデータ先端技術はWorkatoと販売代理店契約を締結したことで、Workatoのライセンス販売を行うほか、同社の技術サポート、導入支援、運用サポートを提供し、企業のビジネス改革やDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を支援する。

Workatoはさまざまな連携機能とワークフロー機能を持ち、負荷分散や冗長化の自動化などでメンテナンス・運用コストを削減可能なプラットフォーム。また、システム間連携も行え、接続システムの変更にも対応するため、さまざまなシステムを活用している企業は同サービスの活用により業務効率化が見込めるという。

さまざまなクラウドサービスやオンプレミスシステムとの連携機能と、ワークフロー自動化機能を備え、自社内システムとの連携も可能であり、ノーコード・ローコード開発にも対応するため、高度なITの知識などを持たなくても全社での業務自動化を推進できるようになるとのことだ。

また、Workatoはエンタープライズアプリケーションとのコネクタ(API)を1000本以上標準装備しており、短期間での導入も可能なようだ。Slack、Microsoft Teams、Workplace from Metaなどのコミュニケーションツールと連携でき、通常業務の中でもシームレスな自動化が可能だという。

さらに、ユーザーコミュニティには22万本以上のレシピ(自動化プログラム)が公開されているため、このレシピの活用によって導入までの期間短縮も期待できる。