ウイングアーク1stは10月11日、同社が提供する電子帳票プラットフォーム「invoiceAgent」と、NTTデータイントラマートが提供する業務プロセスのデジタル化・フルオートメーション化が実現するシステム共通基盤「intra-mart」が連携できるアダプター「invoiceAgent Adapter for intra-mart」の提供を開始すると発表した。

ウイングアーク1stとNTTデータイントラマートは、2022年1月に企業のDX推進に貢献をするソリューション開発を目的としたアライアンスパートナー契約を締結。今回の連携アダプターは、その取り組みを具体化したもの。

同アダプターにより、「intra-mart」の申請情報や電子文書を「invoiceAgent 文書管理」上自動的に取り込み、電子帳簿保存法や適格請求書運用に対応した文書管理システムを早期に構築できるようになるという。

  • 「invoiceAgent Adapter for intra-mart」概要

    「invoiceAgent Adapter for intra-mart」概要

ワークフロー申請ナンバーや、電子帳簿保存法において求められる「取引等の年月日」「取引金額」「取引先」などの検索項目、インボイス制度対応で必要となる適格請求書発行事業者番号などをデータ化し、経理部門の業務負担を軽減する。

今後、「invoiceAgent 電子取引」で受領した電子文書を「intra-mart」に自動で取り込みできる機能の提供も予定しているとのことだ。