パーソルプロセス&テクノロジーは10月4日、ミーティングマネジメントツール「TIMO(ティモ)」正式版の提供を開始することを発表した。TIMOは会議に関する一連のプロセスのデジタル化を支援する、会議品質の向上や会議時間の削減を目的とするサービス。メンバーレベルの会議から経営会議まで広く対応するという。

  • TIMOのサービス概要

    TIMOのサービス概要

同サービスでは、会議体の作成から事前の展開、議事録の作成まで一連のプロセスをデジタル化可能だ。Microsoft TeamsやSlackなどのチャットツールと連携し、通知やリマインドを自動で行えるため、会議の運営をサポートする。

また、多言語に対応したAI(Artificial Intelligence:人工知能)による文字起こし機能と同時翻訳機能を備えるため、議事録作成の効率化も狙える。専門用語などを事前に登録することで、識字率を向上できるとのこと。

アジェンダの作成においては、サマリフォーマットを活用することで論点の抜け漏れを減らせる。さらに、事前決裁することで議論が不要なアジェンダを事前に完了し、本当に議論が必要なアジェンダに注力できるようになるという。情報へのアクセス制限機能にも対応する。

初期費用は10万円から。50名までの利用に対応するライトプランは月額5万円、250名までのスタンダードプランは月額10万円、1000名までのプロプランは月額20万円。既定のデータ容量を超えた場合には1ギガバイトあたり1万円で容量を追加できる。

音声の文字起こしおよび同時翻訳機能はオプションとして提供し、30時間まで使用できる。この時間を超えて使用する場合は、音声文字起こしは1時間あたり250円、同時翻訳機能は1時間あたり300円。

  • TIMOの料金プラン

    TIMOの料金プラン