TISは8月24日、UNIXサーバを利用している企業のOpen COBOL基幹システムのモダナイゼーションを支援する「Xenlon~神龍 モダナイゼーションサービス Lite」を提供開始すると発表した。

同社は、これまで大規模レガシーシステム向けに「Xenlon~神龍 モダナイゼーションサービス」を展開してきたが、今回、Open COBOLからJavaへの変換に絞った新サービスを提供する。

新サービスは、Open COBOLで稼働するシステムのアセスメントから、マイグレーション、マイグレーション後のエンハンスメントやDX推進支援まで行うもの。

具体的には、「アセスメントサービス」「マイグレーションサービス」「エンハンス革新・DX推進サービス」「エンハンス革新・DX実践サービス」から構成される。

「マイグレーションサービス」では、独自のリライト技術「Xenlon~神龍 Migrator」を活用して、レガシーな言語(COBOL、PL/Iなど)からJavaへのリライトを行い、オープン環境へ移行する。「Xenlon~神龍 Migratorは、従来のリライトツールの課題を解決し、業務ロジックの100%を自動変換するという。

マイグレーション完了後にエンハンス革新やDX推進の検討を開始すると、マイグレーションの恩恵を受けられるのにリードタイムが発生してしまうとして、「エンハンス革新・DX推進サービス」では、マイグレーション工程と並行してエンハンス革新・DX推進の検討を進めながら必要に応じてマイグレーション工程に要件をフィードバックする。