ソフトバンクグループ(ソフトバンクG)は6月22日、グループ全体の事業活動に伴う温室効果ガス排出量を2030年度までに実質ゼロにする「2030年度カーボンニュートラル達成」をグループ目標として設定したことを発表した。

ソフトバンクG単体では2020年度および2021年度にカーボンニュートラルを達成しており、今後も継続するとのこと。また、ソフトバンク、Zホールディングス、ヤフー、Arm Limitedなどの主要な子会社においても、各社が温室効果ガス排出量の削減や再生可能エネルギー導入に関する目標を設定し、脱炭素化に向けたさまざまな取り組みを実施しているという。今回、新たにグループ目標を設定することで、より多くのグループ会社と連携し、脱炭素化の取り組みを加速させる。

  • ソフトバンクグループおよび代表的な主要子会社の温室効果ガス排出量削減や再生可能エネルギー導入に関する目標と2021年度の進捗

    ソフトバンクグループおよび代表的な主要子会社の温室効果ガス排出量削減や再生可能エネルギー導入に関する目標と2021年度の進捗

ソフトバンクGが排出する温室効果ガスの大半は電力使用に伴う排出。そのため、カーボンニュートラルの達成に向けては、再生可能エネルギー由来の電力への切り替えを中心に進めているという。また、本社ビルやデータセンターなどでIoTを活用した省エネルギー化にも注力しているとのことだ。