武田薬品工業は7日、職場におけるDE&I(Diversity:多様性、Equity:公平性、Inclusion:包括性)の理解と働き方改革の推進に向けて社内向けアプリケーション「Someone’s Day」を開発したことを発表した。

同社ジャパンファーマビジネスユニット(JPBU)および日本オンコロジー事業部(JOBU)が開発した「Someone’s Day」は、育児や介護、家族の病気など誰にでも起こりうる出来事と仕事の両立を自ら体験できるアプリで、チーム単位で参加し、業務中にメンバーが実際に仕事を中断、帰宅する等のイベントを約2週間体験する。

  • 「Someone’s Day」の画面。ユーザーが判断を迫られる具体的なシナリオが描かれている(同社資料より)

    「Someone’s Day」の画面。ユーザーが判断を迫られる具体的なシナリオが描かれている(同社資料より)

アプリケーションを通じた具体的な体験と前後のディスカッションで職場のDE&Iや働き方改革推進を目指すもので、実際のプログラム参加者からは「仕事以外での突発的なイベントが、いかに業務に大きな影響を与えるかということを体験をすることができ、貴重な学びの機会になった」といった具体的な影響の認識の声や「子育てだけでなくても、感染症拡大の中で急病の時はどうするか、介護の場合はどうなのか、より良い働き方をチームで追求していくために自分自身が体験していないケースについても日頃より準備しておく必要もあることに気づいた」といったチーム単位での準備に関する気づきの声が寄せられている。

同社は、多様な人材が活躍する組織づくりを実践するために性別や年齢、国籍や性的指向や性自認、宗教など属性にかかわらず、公平な機会提供に努めており、数多くのプログラムを実践しているが、引き続き人材の育成と働き方のダイバシティを推進する。