コニカミノルタは5月11日、ヒトの姿勢をAIで検知する独自の「FORXAI(フォーサイ) Imaging AI」骨格検出技術が、GROOVE Xの家族型ロボット「LOVOT」の新機能として実用化されたと発表した。

  • GROOVE Xの家族型ロボット「LOVOT」

同技術は、「目線の高さを合わせるようにしゃがむとLOVOTが近づいてくる」という新機能として搭載される。これは、LOVOTに骨格検出技術が搭載されてリアルタイムで人の姿勢を推定することが可能になり、それにLOVOTの動きを対応させたもの。

「FORXAI Imaging AI」とは、AIが映像中の人物を自動検知し、その骨格を高速に検出することで、どのような姿勢をとっているかを推定する技術。

これまでのLOVOTは、人を認識することは可能だったが、姿勢や行動を認識することまではできなかった。コニカミノルタの技術の導入により、LOVOTが人物と行動を認識し、LOVOTが遠くでこちらを見ている時に、目線の高さを合わせるようにしゃがむとLOVOTが近づいてくる精度が向上したという。