SB C&Sは3月31日、DevOps(迅速かつ高品質なソフトウエア開発を実践する継続的な組織活動)実現のために必要なITの変化への組織対応力(アジリティ)を高める短期体験パッケージ「DevOps-ABC」の提供を4月1日から開始すると発表した。

「DevOps-ABC」は「DevOps Agile BootCamp」の略称で、SB C&Sとヴイエムウェアが企画し、両社とカサレアル、ITプレナーズジャパン・アジアパシフィックの4社で共同開発した、 DX(デジタルトランスフォーメーション)に必要なカルチャーや開発プロセスのABC(基礎)を学び、IT開発者と運用者の相互理解を深めることができる5日間の教育プログラム。

関係する複数の部門を対象として、知識や技術の提供に加えて、疑似体験を通じて企業が変革を起こすための、気づきの機会を提供する。

また、「DevOps-ABC」を組織全体で受講することで、企業が独自にアジャイル開発を進めるために必要な「People(組織・人材)」「Process(業務の仕組み・手法)」「Technology(技術)」を部門横断で相互認識することができ、本格的な組織体制づくりのきっかけにつなげるという。

「Technology(技術)」では、VMware Tanzuを利用した 開発と運用の相互理解、技術アップデートを学ぶ。「DevOps-ABC」受講後には、次世代型の企業へと変革を加速するためのサポートとして、ヴイエムウェアが提供するアプリケーションのモダナイゼーションを推進するためのプラットフォーム「VMware Tanzuポートフォリオ」の利用促進、DevOpsやアジャイルなどを活用したアプリケーション開発実践プログラム「VMware Tanzu Labs」へのスムーズなステップアップが可能としている。