大和ハウス工業、パナソニック、アスカネットの3社は1月13日、大和ハウス工業が開発中の分譲マンション「プレミスト津田山」(神奈川県川崎市高津区)のエントランスにおいて、空中で操作できるインターホンの共同実験を15日より開始すると発表した。

  • 空中で操作できるインターホン

同実験では、大和ハウス工業とパナソニックが開発した非接触でも入居者の呼び出しができる技術に、アスカネットが開発した空中ディスプレイとパナソニック製インターホンを連携させたインターホンの実用化に向け3社で検証を行う。新インターホンにより、共用部の非接触化や消毒作業の省力化を実現する。

  • アスカネットが開発した空中ディスプレイ

空中タッチディスプレイから送られるボタンの入力情報を信号変換し、ロビーインターホンへ入力することで、住戸番号の入力が可能。非接触なので指紋などで汚れず、濡れた手や汚れた手でも操作が可能。

今後3社は同実験の結果を踏まえ、分譲マンションだけでなく、店舗やオフィスビルなど大型施設における導入の可能性も検討し実用化を目指す。