ユビレジは11月30日、大学生協事業連合の会員である全国38都道府県の大学や高等専門学校190校において、タブレットPOSレジ「ユビレジ」が採用されたことを発表した。

  • 大学生協、来秋より「ユビレジ」を利用開始

    大学生協、来秋より「ユビレジ」を利用開始

「ユビレジ」は、基本的なレジ機能に加え複数店舗の売上や会計単価・客数などを一括管理する事ができるタブレットPOSレジ。店舗ごとの課題や収益状況をリアルタイムに把握でき、複数の会計ソフトや経営管理システムとも連携しており、大型企業などでも活用されているという。

今回、「大学生協」の事業を協同で支える組織である大学生協事業連合は、これまで地域ごとにバラバラだったシステムの統合を目的とした大規模な刷新プロジェクトを開始し、購買・書籍販売・食堂など約1,000店舗(190校全ての大学生協)において販売管理を担うPOSレジとして「ユビレジ」を採用し、来秋より順次利用開始できるように現在準備を進めているという。

同プロジェクトにおいては、ポケットチェンジの提供する電子マネーサービス「pokepay(ポケペイ)」と連携。地域ごとに異なっていたポイントやハウスマネーの発行・管理システムを統合し、すべての大学生協で「pokepay」プラットフォームで発行した学内独自電子マネーを利用可能となった。また、現金・クレジットカード・ポイント・ハウスマネー払い等すべての決済手段に対しポイントを付与できる仕組みも実現したということだ。

今回ユビレジは、pokepayとの連携のほかに、三井住友カードが提供するオールインワン決済端末「stera terminal(ステラターミナル)との連携、およびティーガイアと日本ユニシスが取り扱う新方式のギフトカード「ギフトカードモール」との連携——といった新機能を大学生協事業連合向けに開発した。これらの機能は将来的には一般向けにも提供する予定だという(時期は未定)。