ペーパーロジックはこのほど、東京都内の企業に勤め、かつ法務・財務・経理・人事部門に所属している人109名を対象に実施した「電子契約」に関する実態調査の結果を発表した。

電子契約を知っているかという問いに対しては、88.1%が「はい」、11.9%が「いいえ」と回答したという。

電子契約を知っていると回答した人に導入の有無を聞いたところ、「導入済み」が65.6%、「導入していない」が32.3%という結果になった。「導入済み」は、 昨年調査した結果(63.3%)と比較すると、 2.3ポイント増加しているという。導入状況の内訳は、「全社」が87.3%、「事業・部署単位」が9.5%という回答を得た。

電子契約を導入済みと回答した人にそのきっかけを聞いたところ、「テレワーク対応のため」が69.8%、「業務効率化・生産性を高めるため」が50.8%、「印紙税の削減のため」が41.3%という結果となった(複数回答)。

電子契約を導入していないと回答した人のうち、38.6%が「(今後)非常に導入したい」、19.4%が「(今後)やや導入したい」と回答したという。

  • 「電子契約」に関する実態調査の主要な結果 資料:ペーパーロジック