明電舎のグループ企業、明電システムソリューションは、製造業や建設業など一部危険が伴う業種向けに、業務上に発生した危険情報を集約しクラウドで一元管理する「安全情報ポータルサイト」を10月1日より提供する。

  • 「安全情報ポータルサイト」利用画面(同社資料より)

    「安全情報ポータルサイト」(同社資料より)

サービスは建設現場や工事現場他、危険な作業を伴う仕事でのちょっとしたミスから発生する事故を防止するために、安全に関する情報を広く従業員間で共有するもので、現場での危険に対応する情報を収集。「ヒヤリハット」、「労働災害報告書」、「安全パトロール」のコンテンツで提供する。

  • 「安全情報ポータルサイト」利用画面(同社資料より)

    「安全情報ポータルサイト」利用画面(同社資料より)

写真や動画の添付も可能な「ヒヤリハット」に情報が登録されると上長や統括部門に回議され、登録されたヒヤリハット情報は自動グラフ集計機能で可視化。事後の対策に生かすことができる。「労働災害報告書」は、労働基準監督署に提出する資料に自動で反映できる機能や経営層を加えた労働災害報告書の回送ルートの設定など労働災害が起きた場合の対応に備えられる。「安全パトロール」は、作業現場のパトロール記録を共有できる機能、タブレットで点検しながら報告書の作成が可能だ。サービス料金は、月額利用のサブスクリプション方式を採用し、50名までの利用では月額16,500円。51名から100名の利用では月額27,500円など、1,000名以上は要相談となる。初回利用時のみ1カ月間の無料トライアルが利用できる。