KDDIと浦和レッドダイヤモンズ(浦和レッズ)は9月24日、先端テクノロジーの活用によるファンおよびサポーターのスタジアムにおける利便性向上や、新たな観戦体験の創出に向けた業務提携契約を同月1日に締結したことを発表した。

  • KDDIと浦和レッズの取り組みのビジュアルイメージ

浦和レッズは今後25年間のビジョンとして、「あらゆる分野でアジアナンバー1を目指す」を掲げている。このビジョンの中で「未来をつくる」をテーマとしてKDDIと業務提携を締結し、先端技術で新たな未来をつくるためのチャレンジをするとのことだ。

KDDIは5Gエリアを提供している埼玉スタジアムにおいて、XRなどのテクノロジーを活用したスタジアムでの新たな観戦体験や、等身大の選手やチームの舞台裏を密着取材で追うドキュメンタリー映像を提供して、浦和レッズとファン・サポーター、そして地域がより強く結ばれるためのサポートを行う。

両社は取り組みの第一弾として、浦和レッズの日々の練習や試合、選手個人の素顔などを収めたドキュメンタリー映像「REDS 2021 -REAL-」を配信する。第1話では「新しいチームの顔」として、浦和レッズの攻撃の中心を担う小泉佳穂選手に焦点をあてた作品を作成したという。

両社は今後について、スマホ決済サービスや5G、XR、自由視点を組み合わせた映像テクノロジーなどを活用して、新しい観戦体験の提供を目指す。