住友電工情報システムは8月24日、BoxやMicrosoft 365(旧Office 365)などクラウドサービスの検索を強化した全文検索・情報活用システム「QuickSolution(クイックソリューション) Ver.12.1」を9月1日より販売開始すると発表した。

今回販売する「QuickSolution Ver.12.1」では、BoxやMicrosoft 365などクラウドサービス内での検索を強化。

Boxの検索対象容量を向上させ、更新頻度が多いフォルダを優先的に取得するなど、インデックス化の仕組みを見直すことにより、QuickSolution 1サーバで数10TBの規模に、複数台による分散検索により100TB超の規模に、それぞれ対応できるようになったという。

さらに、検索画面でのサムネイル表示や、利用者単位で登録が必要だった認証情報を管理者側で一括設定できるようになった。

Microsoft 365連携強化では、これまで利用者単位で登録が必要だった認証情報設定を省略し、QuickSolutionの検索画面にログインするだけで、Microsoft 365のSharePoint Onlineを検索できるようになった。

また、特に大規模環境における処理速度をさらに高速化。これらにより、Active Directory(環境下にあるQuickSolutionからAzure AD環境下にあるSharePoint Onlineを高速に検索できるようになったという

さらに、オンプレミスのSharePoint Serverについても同様の連携強化を行った。