United States Computer Emergency Readiness Team (US-CERT)は2020年9月16日(米国時間)、「Adobe Releases Security Update for Media Encoder|CISA」において、Adobe Media Encoderに脆弱性が存在すると伝えた。対象の脆弱性を利用されると、攻撃者によって機密情報を窃取される危険性がある。
脆弱性に関する情報は次のページにまとまっている。
脆弱性が存在するとされるプロダクトおよびバージョンは次のとおり。
- Adobe Media Encoder 14.3.2およびこれよりも前のバージョン(Windows版)
脆弱性が修正されたプロダクトおよびバージョンは次のとおり。
- Adobe Media Encoder 14.4(Windows版、macOS版)
脆弱性は深刻度が重大(Important)に分類されており注意が必要。Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA)はユーザーおよび管理者に対し、上記のセキュリティ情報をチェックするとともに、必要に応じてアップデートを適用することを推奨している。