リコーと弁護士ドットコムは6月18日、契約業務のデジタル化や電子契約の普及促進に関する業務提携を開始したと発表した。法務業務の効率化や契約情報の一元管理を実現するリコーの法務支援クラウドサービスである「RICOH Contract Workflow Service」と、弁護士ドットコムが展開するWeb完結型クラウド契約サービスである「クラウドサイン」との連携を可能とする「クラウドサイン連携オプション」を共同開発し、2020年7月に一般提供を開始する予定だ。

  • CWS+クラウドサイン上で契約事案の進め方

RICOH Contract Workflow Serviceは、リコーが社内で使用している法務相談と契約情報管理をシステム化した法務業務の支援ツールをベースに、ユーザー向けにクラウド化して提供するサービス。

契約の事前相談や回答を記録し、法務部門のナレッジとして共有することで回答業務の効率化を支援する他、審査機能による審査承認、契約管理機能による契約期限管理など、契約プロセス全体を効率化する法務業務の統合支援ツール。

一方クラウドサインは、紙と印鑑をクラウドに置き換え、契約作業をPCだけで完結できるというWeb完結型クラウド契約サービス。

今回発表した「クラウドサイン連携オプション」では、法務相談と紙文書の契約情報管理に加え、電子締結・電子契約書管理までの法務業務全般の支援が可能になるという。

押印と契約書の保管・登録のプロセスを電子化することで、出張時や在宅勤務時でもモバイルPCやスマートフォンから締結処理が可能になるとのこと。

また、紙文書をスキャンする手間が無く、締結完了後に電子原本を自動で保管するため、郵送物遺失のリスクやオフィスでの書類管理作業が不要になるという。

これらにより、契約業務の大幅な削減や、契約締結のスピード化とコスト削減に貢献するとのこと。

今後、リコーの契約書業務にも同製品を導入し、社内DXの取り組みを加速するという。 また、社内実践を通じて得た知見を製品・サービスの向上に利用していくとのことだ。