日立製作所は3月26日、企業の柔軟な働き方改革を推進する「日立ワークスタイル変革ソリューション」のメニューとして、「Microsoft Office 365 ユーザー向け活用支援サービス」と「PCデータ秘密分散型セキュリティサービス」を提供開始すると発表した。

「Microsoft Office 365 ユーザー向け活用支援サービス」では、組織内でOffice 365活用が定着するまでの活動を総合的に支援するコンサルティングを行う。

具体的には、Microsoft TeamsをはじめとするOffice 365のアプリケーションにおいて、業務特性を考慮した活用シナリオの検討から仮説検証、展開計画の策定、各利用者のITスキルのレベルに合わせた研修・勉強会の実施など、組織内でのOffice 365活用が定着するまでの活動を総合的に支援する。

「PCデータ秘密分散型セキュリティサービス」は、ZenmuTechの秘密分散技術などを活用し、Office 365を利用するクライアント端末向けに、高度な情報漏えい対策を提供する。ソフトウェアと初期設定用ファイルをインストールするだけで容易に導入できる。

秘密分散は、端末内に格納されるデータを暗号化および分割して、端末内の内部ストレージと、スマートフォンやUSBメモリなどの外部ストレージに分散して保管する技術。分散保管されたデータは、端末もしくは外部ストレージのどちらか一方のデータだけでは復元できないため、従来の暗号化技術と比べて、高いセキュリティを実現できる。

  • Microsoft Office 365 ユーザー向け活用支援サービスの概要

  • PCデータ秘密分散型セキュリティサービスの概要