Lattice Semiconductorは、エンベデッドビジョンシステム用MIPIビデオブリッジに対応するFPGA「CrossLinkPlusファミリ」を発表した。
同ファミリはインスタント・オン・ディスプレイパネルを実現可能な3.5mm×3.5mmの小型パッケージかつスタンバイ時300μW/動作時5mWの低消費電力FPGAで、内蔵フラッシュメモリ、1ポートあたり最大6Gbpsの検証済みハードウェアMIPI D-PHY、OpenLDIやRGBなどのインタフェース規格をサポートする高速I/O、オン・デバイスプログラミング機能を有するほか、検証済みのIPならびにリファレンスデザインを活用することで、産業機器、車載機器、コンピューティングおよび民生機器などで求められる複数センサの入力多重や複数ディスプレイ同時駆動などを短期間で開発することを可能にするという。
なお同製品ファミリは、すでに産業機器・車載機器アプリケーションベンダに向けたサンプル出荷を開始しているという。