メルカリは7月1日、組織のグローバル化に合わせた新休暇制度として、「Sick Leave」と「リラックス休暇」を導入したと発表した。

現在、同社の東京オフィスでは約40カ国の国籍の社員が働いており、社員の多様化が急速に進む中で、社員一人ひとりの意見を聞きながら制度の見直しを随時行っている。

「Sick Leave」は、社員本人の病気・ケガを事由とした休暇を年10日、有給休暇とは別に診断書などの証明書は原則不要で付与されるもの。

従来の制度では、病気が理由で休みを取得する場合、有給休暇から取得する必要があった。欧米企業やグローバルに展開している企業では有給休暇とは別に病気の際に取得できる休暇を用意している企業が多くあり、安心して有給休暇を取得できるという声を受け、新制度が導入された。

また、毎年7月~10月の間で3日間取得可能としていた夏季休暇が、時期の制限なく自由なタイミングで取得できる「リラックス休暇」へ変更された。

世界各国には独自の長期休暇が存在することから、多様なバックグラウンドを持つ社員一人ひとりの事情に合わせ。自由に休暇を取得できるよう、取得時期の見直しが行われた。