nixCraftは5月20日(米国時間)、「How to check hard drive health on FreeBSD - nixCraft」において、FreeBSDでハードディスク/SSDのヘルス情報を表示する方法を紹介した。smartclコマンド(sysutils/smartmontools)を使ってSMART (Self-Monitoring, Analysis, and Reporting Technology)情報を表示させている。

紹介されている主なコマンドは次のとおり。

コマンド 内容
pkg install smartmontools smartmontoolsのインストール
smartctl -a /dev/デバイスファイル 対象ディスクのスタータスを表示
smartctl -i /dev/デバイスファイル 対象ディスク情報を表示
camcontrol devlist ハードディスクリストの表示
service smartd start smartdデーモンを起動
service smartd restart smartdデーモンを再起動
service smartd status smartdデーモンのステータスを表示
service smartd stop smartdデーモンを終了

/etc/rc.confに追加する設定

smartd_enable="YES"
  • FreeBSDでsmartctlコマンドの実行サンプル

    FreeBSDでsmartctlコマンドの実行サンプル

smartctlコマンドを使う方法はFreeBSDに限らずLinuxなどでも有効。対象となるストレージデバイスがSMARTに対応していることと、SMARTの機能が有効になっている必要がある。定期的に不良セクタの数などを監視することで、故障の度合いをある程度推測することができる。