Tecmint.comは3月29日(米国時間)、「How to Find Out Who is Using a File in Linux」において、Linuxでファイルを開いているユーザーを特定するコマンドとしてlsofコマンドを紹介した。

lsofコマンドはファイルを開いているプロセスなどを特定して表示するコマンドで、ファイルを開いているプロセス(ユーザー)を特定することができる。

  • lsofコマンドの実行サンプル

    lsofコマンドの実行サンプル

lsofコマンドは引数にファイルを指定すると、そのファイルを開いているプロセスを表示してくれる。-uでユーザー名による絞り込みや-iでポート番号による絞り込みなどを行うことができる。lsofコマンドはデフォルトではインストールされていないこともあるが、その場合はパッケージ管理システム経由でインストールするなどすれば使えるようになる。

lsofコマンドはLinuxのみで使えるコマンドではなく、UNIX系のオペレーティングシステムでは使えることが多い。ただし、利用できる機能はオペレーティングシステムごとに異なっており、詳しい使い方はそれぞれのオンラインマニュアルを参照する必要がある。