キヤノンITソリューションズ(以下、キヤノンITS)は1月7日、汎用データフォーマット変換ソフトウェア「EDI-Master TRAN for ANYs」の新バージョン4.2を、同日より販売開始したことを発表した。

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「EDI-Master TRAN for ANYs」は、2001年に発売を開始した汎用データフォーマット変換ソフトウェア。企業間で交換されるEDIデータを社内システムに連携させるためのフォーマット変換のほかに、社内外の異なるシステムやアプリケーション間のデータ連携にも対応する。これにより、システム連携時の自社システムの改修を最小限に抑え、開発生産性を向上できる。

また、CSV・テキストファイル・データベースなど多様なフォーマットを相互変換することを可能とし、EDIにおける取引先とのデータ変換や自社システム間でのデータ連携に用いることで、システム連携時のインタフェース改修を最小限に抑えることが可能。

さらに、フォーマット変換に加え、文字コード変換や四則演算、データ置換、丸めなどの特殊処理も標準で搭載。複数ファイルの同時変換や1ファイルから複数ファイルへの分割にも対応しており、既存システムから新システムへのデータ移行ツールとしても活用することができるという。

最新バージョンの「EDI-Master TRAN for ANYs Ver4.2」では、同シリーズの強みである、使いやすさと高い開発生産性を継承しつつ、これまで未対応であったLinux環境におけるフォーマット変換にも対応した。

従来からの稼働環境であるWindowsに加え、大手企業でニーズが高いLinux環境(Red Hat Enterprise Linux)に対応したことで、UNIXからLinuxへのマイグレーション対応や堅牢なシステム構築、クラウド環境における稼働など、より幅広いニーズに応えることが可能となる。

なお、EDI-Master TRAN for ANYs Ver.4.2の提供価格は、Linux版が60万円(税別)、Windows版が30万円(税別)。