RPAテクノロジーズは12月17日、エネルギア・コミュニケーションズ(エネコム)、ケイ・オプティコムとデジタルトランスフォーメーションの実現に向けデジタルレイバー(Digital Labor)販売の事業化など、包括的な業務提携について基本合意した。

ケイ・オプティコムは主力サービスとして、個人向けFTTHサービス「eo 光(ネット・テレビ・電話)」、法人向けサービス「ビジネス光」「オフィスeo 光」、MVNOサービス「mineo」を、また電力小売サービスとして「eo 電気」を展開している。

今回の提携では、ケイ・オプティコムが保有する長年蓄積した光ファイバーネットワークやクラウド設備、法人顧客基盤などの事業に、RPAテクノロジーズのRPA分野における多様な実績・知見、エネコムが提供するRPAサービス「EneRobo」を加え、相互に補完・強化し合うことで、デジタルレイバーとの協働の大衆化を促進させる「デジタルレイバー マーケットプレイス」の実現を目指す。

3社は今回の提携を通じ「デジタルレイバー(仮想知的労働者)販売モデルの共同開発」「デジタルレイバー販売市場の開拓」「RPA関連新技術への取り組み」の3点を推進していく。

RPAテクノロジーズは、日本の生産労働人口が減少していく状況の中で、多様な企業や公共団体などで十分なIT人材が確保できないような場合でも、必要に応じてデジタルレイバーを購入、利用できるマーケットプレイスを開発・提供することで、デジタルレイバーとのコラボレーションの大衆化を促進し、日本の労働力および国際競争力を維持・強化することで、継続的な経済成長を支援していく方針だ。