アイティフォーは、AI insideと業務提携し、同社のAI-OCRソリューション「DX Suite」の提供を開始すると発表した。価格は初期費用150万円、月額費用として従量課金で1項目1円の月額10万円から。

AI insideが開発した「DX Suite」は、画像認識したデータをテキスト化する際にAIを活用することで高い読み取り精度を実現する。

  • 手書き文字のテキスト化例

アイティフォーでは、まず金融機関向けの個人ローン業務支援システム「SCOPE」とDX Suiteとの連携を開始し、個人ローンのFAXでや店頭で記入された申込用紙での申し込み受付後の審査業務を自動化し、審査の効率化を実現する。SCOPEとDX Suiteを組み合わせることで、OCRがテキスト化した内容をSCOPEに連携することが可能になり、ミスの削減と効率化を図る。

同社では金融機関や地方自治体などを対象に、今後3年で50社の受注を目指す。