オンラインで最もよく目にする製品が、必ずしも一人一人のユーザーにとって最良の製品であるとは限らない。細かく細かく分析していけば、同等のように見える製品には本人も気がつかないニーズが存在する場合もある。念の入った解説書が必要な人もいれば、よくものを落とす人やなくす人、配置する場所が限定される人や限定されない人。すべての製品が、それら個々のユーザーに合わせた特徴を教えてくれるわけではない。オウンドECであれば、より正確に、より深く、より新しい情報を含むエクスペリエンスをユーザーに提供できる。

  • ワイヤードビーンズ公式サイト内のショップ

    ワイヤードビーンズ公式サイト内のショップ

電通デジタルとワイヤードビーンズは、業務提携を行いオウンド型自社ECサイト開発を提供していくことを発表した。ワイヤードビーンズはセールスフォース・ドットコム提供のクラウドコマースソリューション「Salesforce Commerce Cloud」のソリューションパートナーとして日本/アジア太平洋地域で高い実績を持つ。同社公式ページにはCommerce Cloudを用いたO2O/オムニチャネルソリューションを提供する"WiredBeasns"とともに同社自らが手がける青森・八戸、秋田・樽岡、山形・新庄東山、佐賀・有田、それぞれの土、職人の手で作るマグや江戸硝子の技法を継承する東京・田島硝子、100余年の伝統に新技法を融合する群馬・上越クリスタル硝子など職人とともに作り上げたブラックガラスを使ったブラックマットなどこだわりを持ちオンラインで提供するオウンドEC"WiredBeasns"も紹介してある。自らが実践するビジョンが明確に伝わってくる。

電通デジタルは7月1日付けでデジタルコマース事業部を立ち上げており、同社がもつ総合プロデュース力とワイヤードビーンズのSalesforce Commerce Cloudでの開発力で企業独自のオウンドEC構築を推進していく。なお、今回の発表と同時に電通イノベーションパートナーズが運用する電通ファンド(電通デジタル投資事業有限責任組合)を通したワイヤードビーンズへの出資合意も発表している。