サイボウズスタートアップは1月10日、サイボウズの業務アプリクラウド「kintone」と連携して利用するメール送信サービスの「kMailer」を同日より提供開始すると発表した。

「kMailer」は、kintoneに連携するメール送信サービスで、kintoneで管理している顧客に向けてメールの個別送信や一斉送信をすることができる。送信する内容には、kintoneに登録されている情報を引用して、メール文書を作成することができる。

利用できるフィールドとしては、レコード番号 、作成者、作成日時、更新者、更新日時、文字列(1行)、数値、計算、文字列(複数行)、リッチエディター、チェックボックス、 ラジオボタン、ドロップダウン、複数選択、添付ファイル、リンク、日付、時刻、日時、ユーザー選択、カテゴリー、ステータス、作業者、ルックアップ、テーブル、組織選択フィールド、グループ選択フィールドなどがある。

メールを送る際の雛形となるテンプレートを、いくつでも作成でき、事前に用意したメールテンプレートを、kintoneアプリで管理している顧客管理等のマスタに対して、メール送信を行うことが可能。テンプレートは無制限に作成できる。

そのほか、ファイルを送信する場合、メールに添付するのではなく、ダウンロード専用のURLとファイルをダウンロードするためのワンタイムパスワード生成用のURLを送信し、セキュアにファイルを送ることができる。

さらに次期バーションでは、閲覧履歴機能や、kintoneのレコードで特定の状態になったタイミングで自動的にメールを送信できる自動送信機能を実装する予定。

価格は、初期費用はなく、スタンダードコースが15,000円/月額(171,000円/年額)。なお、30日間の無料トライアルもある。