HTML 5.1 2nd Edition - W3C Recommendation 3 October 2017

World Wide Web Consortiumは10月3日(米国時間)、「HTML 5.1 2nd Edition is a W3C Recommendation|W3C News」において、「HTML 5.1 2nd Edition」をW3C勧告として発表した。W3C勧告として発表されたセカンドエディションではHTML 5.1における重大なエラーが修正されているほか、開発者を支援するための新機能や研究成果に基づいた新しい要素の追加などが実施されている。

HTMLはWebページの制作のみならず、デスクトップアプリケーションやモバイルアプリの開発においても重要度を増している。いわゆるHTML5/CSS3/JavaScript2で実現された、または実現されつつある機能がデスクトップアプリケーションやモバイルアプリに開発においても重要な役割を果たすようになってきており、適用されるシーンは今後も増え続ける傾向を見せている。

HTML 5.1の次のバージョンとしてHTML 5.2の策定が進められており、2017年8月に勧告候補が公開されている。2018年には、HTML 5.2のW3C勧告が公開される見通しになっている。主要ブラウザはこうした最新の勧告への準拠を進めており、今後ますます多くのシーンでこうした技術の活用が進むものと見られる。